賢治のいたずら?
それとも謎解きメッセージか?
賢治作品『黒ぶだう』作品の主人公「仔牛」の小さな冒険物語。
そのまま読むと物語の意図がよく見えない童話作品。
しかし、賢治は「寓話」としてその時代の人々を映し出していた。
大正14年、突然花巻に当時は珍しい西洋風の居宅が建った。
この洋館の主「菊池 捍(まもる)」を中心に、
当時の花巻や岩手にゆかりのある人々をモデルに広がる人間模様。
物語に登場する「仔牛」と「狐」そしてこの洋館に関わる人々のモデルは誰か?
物語とオリジナル解説で賢治と賢治作品のエッセンスに触れる!
花巻に現存する賢治の時代の洋館「菊池 捍邸」と人物「菊池 捍」と
宮沢賢治と賢治作品の関係が紐解かれる。
(本体824円+税)
販売/コミュニケーションズ・コ・ア